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「鑑定書」と「鑑別書」は何が違う?


意外と鑑定書と鑑別書が同じと思っている方も多いのですが、似ているようで実際には違うものになります。

値段によってつくものでもありませんし、鑑定書や鑑別書があることによって証明にもなりますので、きちんと保管しておきましょう。

そして今回は鑑定書と鑑別書の違いについてみていきましょう。

まず鑑定書とはグレーディングレポートと呼ばれていて、ダイヤモンドのみにおいて発行される品質に関する保証書のことをいいます。
決められたダイヤモンドの4Cを表示するようになっているので鑑定書によってある程度の価値はわかりますが、価格を鑑定しているものではありません。しかし、鑑定書は後に重要なものとなってくる場合も多いので、購入した際には必ず付けてもらうようにしましょう。
鑑定書は別途などといったジュエリーショップも中にはあるようですが、後のトラブル防止のためにもきちんともらったほうがよいかと思います。

ダイヤモンドの良い悪いを判定する指標などに使用されている4Cをより明確にわかりやすくしているものになります。よって、鑑定書がついているから高価なものであるというわけではありませんので、惑わされないようにしましょう。

一方、鑑別書というものは、ダイヤモンド以外の宝石に発行されている保証書のことをいいます。よって、その石がどういった石で何なのかを表示している証明になります。よって、鑑別書というのはどういった石であるのかの証明であり、要は本物か否かの証明になります。
鑑別書も鑑定書同様、価値を査定するものではありませんから、鑑別書がついてるから高くなるわけではありません。

こうやって比べてみると鑑定書と鑑別書がまるで違うものだということがわかりますよね。宝石を購入の際には、鑑定書・鑑別書をしっかりと付けてもらい、証明として保管しておくようにしましょう。